「親の通院にタクシーを使いたいが、車椅子のまま乗れる?費用は?」——それに応えるのが介護タクシー・福祉タクシーです。両者は「介護保険が使えるか」が最大の違い。仕組み・料金・使い分けを整理しました。
介護タクシーと福祉タクシーの違い【比較表】
| 項目 | 介護タクシー(介護保険適用) | 福祉タクシー |
|---|---|---|
| 介護保険 | 適用(通院等乗降介助) | 適用外(全額自己負担) |
| 利用条件 | 要介護1以上+ケアプランに組み込みが必要 | 原則誰でも利用可 |
| 利用目的 | 通院など日常生活上必要な外出に限定 | 買い物・旅行など自由 |
| 介助 | 乗降介助・受診手続き介助など | 運転手による介助は基本なし(車両は車椅子対応) |
| 介助費の目安 | 自己負担1割なら1回100円前後(片道)+運賃 | 運賃+介助オプション料金(全額自己負担) |
※出典:SOMPOケア・ALSOK介護ほか(2026年7月時点の編集部確認)。制度・単価は改定される場合があります。
介護保険適用で使うための手順
- ケアマネジャーに相談——「通院等乗降介助」をケアプランに入れてもらう(これが必須条件)
- 対応事業者を選ぶ——ケアマネ経由で紹介してもらえる
- 利用予約——通院日時に合わせて配車。院内介助が必要な場合は事前に相談
福祉タクシーを賢く使う
- 自治体の福祉タクシー券(助成)を確認——障がい者手帳や要介護認定で利用券を交付する自治体が多い。お住まいの市区町村の窓口へ
- 車椅子・ストレッチャー対応の車両は台数が少ないため、1週間前までの予約が安心
- 介護保険の対象外でも、通院以外の外出(散歩・買い物・冠婚葬祭)に自由に使えるのが強み
よくある質問
要支援でも介護保険で使える?
通院等乗降介助は原則要介護1以上が対象です。要支援の方は福祉タクシーや自治体の助成制度を確認しましょう。
家族の付き添いは乗れる?
多くの場合可能ですが、事業者により扱いが異なります。予約時に確認してください。
普通のタクシーアプリでは呼べない?
介護タクシーは専門事業者への直接予約が基本で、アプリ配車には対応していません。歩行に問題がない方の通院なら、通常のタクシーアプリ(GOなど)が手軽です。
まとめ
「通院で介助が必要→ケアマネに相談して介護タクシー」「自由な外出→福祉タクシー+自治体助成」が基本の使い分けです。制度の詳細はお住まいの地域包括支援センター・市区町村窓口でご確認ください。


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